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広告 熱中症

熱中症対策しましょう!!

暑くなってきましたね。皆様はどうお過ごしでしょうか。

例年の6月から8月は暑いものですが、今年2023は平年よりも暑くなる見通しのようです・・・(汗)

この季節で心配になるのは、やはり"熱中症"ではないでしょうか。

日本気象協会によりますと、2022年6月の全国の熱中症による救急搬送者数は2021年比で約3.2倍となる15,969人(2021年より11,024人増)と、調査開始以来過去最多の件数となっています。ということは、今年も増加を懸念すべきでしょう。

熱中症とは

まず熱中症とは、人体内の水分が失われ、体温調節機能が働かなくなるなど身体に表れる障害を指します。

主に、高温多湿な環境下で長時間労働やスポーツを行った場合、適切な水分補給をせずに身体を冷やさなかった場合に発生します。症状には、①体温の上昇(人間は汗をかくことで余分な熱を放出、発散させる機能をもっています⇒水分・塩分補給が必要になる理由)

手足が痺れ、筋肉がつる(こむら返り)(汗で塩分が放出されるため、筋肉中の電解質が減少し、筋肉運動に支障をきたすため)

①②は「熱中症」と呼ばれる状態で、この段階では自分の意志で処置を施すことが多いです。

頭痛めまい吐き気意識障害(多量の発汗で血液中水分が減少しドロドロになると、脳や臓器への血流が悪くなるため)

③は熱中症が進行した重症な状態であり、「熱射病」という病気となります。深部体温が40度以上に上昇して生体機能が障害された状態です。特に、高温・低湿環境において、高齢者や体力の弱い人が長時間過ごした場合に発生しやすい症状です。急性腎不全、肝臓障害など、

脳や臓器に深刻な損害を与えることがあります。なので熱射病になる前に、適切な塩分と水分補給涼しい場所での適切な休息適切な服装 などの予防、対策を行うことが大切です。

熱中症を防ぐために

熱中症を予防するためには、以下のような対策が有効です。

  • 適切な水分補給:水分はこまめに摂取。喉の乾きは水分補給のタイミングではありません。
    水やスポーツドリンクなどを飲んで、汗で失われた塩分も補充する。※高血圧の方や腎疾患をお持ちのかたは、塩分補給についてかかりつけ医に相談してください。
  • 適切な休憩:無理な運動や作業をせず、こまめに休憩をとりましょう。直射日光を避け、涼しい場所での休憩を心がけましょう。
  • 適切な服装:通気性の良い服装を選び、可能であれば帽子や日傘を使って、日差しを遮りましょう。
  • エアコンの設定:室温を28℃以下に保ち、適度に涼しい室内環境を保つようにしましょう。
  • 食事の調整:食事は軽めにして、栄養バランスの良いものを食べましょう。また、塩分や糖分の摂り過ぎにも注意しましょう。
  • 暑くなり始めから、少しずつ暑さに慣れる。適度に屋外で暑さを身体で覚えさせることを繰り返す。これを熱順化といいます。

熱中症対策グッズ

それでも屋外で作業したり買い物に出かけたりと、ずっと涼しい空間にいられるとは限りませんよね。

そんな時は熱中症対策グッズが役立つはずです。

◎ネッククーラー

名前の通り、首に掛けるタイプの空調機です。

ファンと冷却プレート※ が首回りについており、血液が多く流れる頸動脈を冷やすことで血液自体の温度を下げます。

それにより体内にこもった熱を下げる効果があります。※ペルチェ素子という電流を流す事で素子が冷える原理を持った半導体を使用。

(体温を下げるには、太もも・脇下など太い血管が多く集まる箇所を冷やすことが最も効果的です)

 【筆者が使用して感じた利点】主に休日の外出時に使用中

・頸動脈辺りが冷やされるため、首から上が熱く感じにくくなる。

・額などに汗をかけば冷却ファンの風が吹きつけるため、気化熱により涼しい。

 【筆者が使用して感じた欠点】

・ファンが耳に近いため、風切り音が気になるので使用する時と場所を選ぶと思います。(人によっては不快に感じるかもしれません)

・湿度の高い空間(屋内など)では、どうしても首下のほうが汗をかくため身体に風を当てたくなる。

感じ方は個人差がありますが、外仕事や外出時では気軽に涼しさを得られると思います。本体は嵩張らないので取り扱いも容易です。

◎空調服

”着るエアコン”と言われたりします。服に冷却ファンがついており、外気を服の中に取り込むことで汗をかいた身体や服を気化熱により

冷やします。上記のネッククーラーよりも冷やす範囲が広いです。

 筆者が使用して感じた利点】主に庭いじりの時に使用しています。

・汗をかいた身体と服に風が吹き続けるので涼しい(汗をかいた状態で屋外で風を受けている時と似たような感じです)

・ノースリーブのタイプでは、襟だけでなく脇からも風が抜けるので脇下が冷やされるので冷却感が強い。

 【筆者が使用して感じた欠点】

・私が使用しているものはファンのみなので、ムワッとした外気温の場所では熱い空気を取り込むので冷却感は各段に低下した。        (最近、中に保冷剤を装着できるタイプを買いました。保冷剤の準備が手間ですが、直接的・間接的に服の中の体感温度が低下します)

・付属のバッテリーは容量が少なかったのでファンの強さを最大で連続使用していると半日も持たなかった。                         (ポータブルバッテリーを別で購入して使用時間は延びました)

この製品は付属のバッテリー容量が多いので、ファンの強さを最大にしても半日以上は余裕で連続使用できるようです。最近のものは付属品でもバッテリー容量は多いので、あまり気にせず選べるのではないでしょうか。

加えて、保冷剤を空調服の”内側”に忍ばせられるタイプです。ほかにも「水冷式」という空調服に水を通すパイプが通されているタイプもありますが

ファンタイプと比べるとまだまだ価格は高い傾向ですが、これは好みだと思います。

最後に

暑い季節は活動的になるので行楽やアウトドアなど、寒い季節では味わえない体験をしたくなりますよね。

刺激的な体験を続けるためにも、楽しい時間を満喫するためにも、どうか熱中症対策の基本である「こまめに水分・塩分補給」を意識して行ってください。それでも手足が痺れる感じがしたり、いつも以上に筋肉がつるようになった場合は涼しいところへ避難し、水分と塩分を補給して休憩をとってください。

熱中症を甘くみると命を脅かします。自分だけの問題ではなくなります。

今のご時世は、ひと昔でいう「部活中は水を飲むな」といったスパルタ的が通用しませんし意識する必要もありません。

自分の身体が発しているわずかなヘルプ信号を聞き漏らさず、酷くなる前に行動に移してください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

TAKHANA

ブログ初心者です。始めたてなので読み難いと感じるかと思いますが、地道に改善していきますので宜しくお願い致します。

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